川崎市民合唱団「アニモKAWASAKI」のオペラ公演に行ってきました。

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本日はミューザ川崎シンフォニーホールで行われた、合唱団「アニモKAWASAKI」のオペラ公演、プッチーニの「トゥーランドット」を聴きに行ってきました!
こちらは実は母が所属する合唱団で、以前はマタイ受難曲を聴きに行ったことがあったのですが、今回はフィギアスケートの音楽でお馴染み、トゥーランドットで、演奏会形式のオペラ公演でした。

音楽監督・指揮の堀先生はとても厳しくて有名な先生で、アマチュアの合唱団にも関わらず、プロと同じことを求められます(母談)(^^;)
練習の際の罵倒、小言は当たり前で、途中脱落する方も多いそうなのですが(・・・!)その代わり本番は本当に素晴らしいです!

アマチュア合唱団の演奏会ですがオケは東京交響楽団、ソリストはプロのソリストの中から堀先生がオーディションによって選りすぐりの人を選ぶ、というこだわりようで、堀先生の完璧志向が伺えます。
アマチュアといえど一切妥協無しで、自分の求める完ぺきなものを創り上げる、というのが堀先生のモットーなのですね。

初めてオペラでトゥーランドットを聴きましたが、生でオーケストラを久しぶりに聴いたのもあって、冒頭のオケの演奏だけで鳥肌が立ちました!
そしてトゥーランドット役の並河寿美さんが特に、素晴らしかったです。
ホール全体に十分に響き渡る声量と、包み込むような声で、貫禄がありトゥーランドット役にぴったりでした。
合唱も素晴らしく全てが一体となって、本当に感動しました。

因みに、合唱メンバーは堀先生の厳しい指導の下脱落者が多く、本番に近づくにつれ人数がどんどん減ってしまうため(^^;) 当日はセミプロの合唱団に所属する方や堀先生が指導する藝大の声楽科の学生さんが多数助っ人に加わってくれるそうです。
その為ますますレベルが高くなり、本番はとてもアマチュア合唱団の演奏会とは思えない仕上がりにいつもなっているそう(こちらも母談)

久しぶりにオペラを聴きに行きましたが、プッチーニの音楽がまず素晴らしく、オーケストラも歌も素晴らしく、本当に行ってよかったです。
オペラは歌も演奏も聴けて、本当に贅沢だなぁ、と改めて思いました。